[記事公開日]2016/03/28
[最終更新日]2017/01/31

花祭りとは。お釈迦様の誕生日。甘茶と白い象の意味について

花祭りはお釈迦さま(ゴータマ・シッダールタ)の誕生を祝う行事です。
4月8日、京都ではお花祭りが各寺院で催されています。

甘茶を頂いたり、町の通りでは、白い象をひいた子供たちの行列に出会うこともあります。
お花祭りと甘茶、白い象の意味について解説します。

お花祭りとは。お釈迦さま(ゴータマ・シッダールタ)の誕生日

お釈迦さま(ゴータマ・シッダールタ)は今からおよそ2,500年前の4月8日インド北部・ヒマラヤの麓、現在のネパール南境「ルンビニーの花園」(藍毘尼園)でお生まれになったと言われています。

父は、カピラヴァストゥの城主、浄飯王(じょうぼんおう・じょうぼんのう)
サンスクリット語 シュッドーダナ

母は、摩耶夫人(まやふじん・まやぶにん)
パーリ語またはサンスクリット語 マーヤー

お釈迦さまはお2人の間に王子としてお生まれになりました。

母の摩耶夫人(まやふじん・まやぶにん)はお産のため、里帰りの旅行中にルンビニー(藍毘尼園)の無憂樹(ムユウジュ)の下でお釈迦さまをお産みになりました。

お釈迦さまは母の右の脇から誕生された、と言われています。
それについては諸説あります。

王族、貴族の上流階級では、右の脇から生まれたように表現するのだそうです。
右の腕は権力の象徴、尊い方が誕生したという印でしょうか。

また、自然分娩ではなく、帝王切開で取り出された、という説もあります。

母の摩耶夫人は、産褥熱(さんじょくねつ)でお釈迦様をお産みになった7日後にお亡くなりになりました。

ルンビニー(藍毘尼園)はネパールの南部タライ平原にある村

無憂樹(ムユウジュ)は仏教三聖樹のひとつです。
仏教三聖樹は無憂樹、印度菩提樹、沙羅の樹

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花祭りとは。白い象の意味

ある夜のこと、摩耶夫人が不思議な夢を見られました。
空から突然、白い象が降りてきて、右の脇腹に入る夢でした。

白い象は尊い人の乗り物を表現しています。
世の全ての人々をお救いになる、そんな偉大な方が産まれます、という意味だったのです。

お釈迦様を懐妊したという、予知夢とでも言うのでしょうか。

花祭り。甘茶の意味

お生まれになったお釈迦さまを受け止めたのは、梵天と帝釈天の2人でした。

そして、竜王がお釈迦様の誕生を祝って甘露の雨注ぎ、お釈迦様を清めました。
また、優曇華(ウドンゲ)の花を空から降らせたそうです。

花祭り。花祭りは灌仏会(かんぶつえ)の代名詞

安藤 嶺丸(あんどうれいがん)
明治から昭和期の浄土真宗大谷派の僧侶

安藤 嶺丸が「花祭り」の名称を提案し、以降、宗派を問わず、灌仏会(かんぶつえ)の代名詞として「花祭り」と呼んでいます。

下記の別名があります。

灌仏会(かんぶつえ)
降誕会(ごうだんえ)
仏生会(ぶっしょうえ)
浴仏会(よくぶつえ)
龍華会(りゅうげえ)
花会式(はなえしき)

花祭り。あなたもご一緒に

花で飾った小さい堂を花御堂(はなみどう)といいます。

その花御堂の中に、生まれたばかりのお釈迦様の立像を置き竜王にならい、甘茶をお釈迦様の立像にかける法要が行われます。

春の思い出に、あなたも是非、お参りされてはいかがでしょうか。

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